室内への光の侵入を防ぐので、日中の睡眠・ＤＶＤ鑑賞を快適にし、
室内の日焼け色あせを防止にもなり、外部から室内の人物の影を
カットするのでプライバシーの保護にも役立ちます。
3段階の等級にわかれており、生地を選ぶときの目安となります。

一般社団法人日本インテリアファブリックス協会(NIF)基準による遮光等級

1級
遮光率
99.99%以上

2級
遮光率
99.80％以上
99.99％未満

3級
遮光率
99.40％以上
99.80％未満

一般ドレープ
（非遮光品）

人の顔の表情が
識別できないレベル。

人の顔、あるいは
表情がわかるレベル。

人の表情はわかるが、
事務作業には暗いレベル。

※これは等級の程度を比較した写真です。同じ等級でも生地によって見え方は異なります

遮光カーテンは、何故光を遮るのか？

理由その1　黒い糸を織り込んでいる。

光を通さない黒い糸を折り込む事により、
生地に遮光性を持たせています。
濃い色＝光を通しにくい　薄い色＝光を通しやすい
なので同じシリーズのカーテンでも色によって、
遮光等級が違う場合があります。

同じシリーズ内での等級の違いの例　　株式会社サンゲツ　AC6348とAC6349

同じシリーズでも色が
濃い方が等級が上です。

理由その2　【その1】の様な生地を裏地にしている。

気に入った生地が遮光じゃなくても、
裏地で遮光性を持たせる事が出来ます。

単純に生地が2枚になるので重い。

遮光性のある生地

非遮光性の生地

2枚の生地で光だけでなく
外気も入りにくくするので
冷暖房効率もＵＰ。

理由その3　ラミネート加工している

生地の裏側をラミネート加工（アクリル樹脂コーティング加工）することにより、繊維の隙間を埋めて光を通さなくする。

通常の裏側

コーティングしてある裏側

繊維の隙間をアクリル樹脂で
埋めている。

遮光性のある糸の隙間の光をシャットアウトするので、
更に遮光性がUP!!

コーティングしているので少々ゴワゴワしている。
後は、コーティングの分の重さがあるので、結構重い。